エントリーシート(ES)を書く前に必要な準備とは?(自己PR編)

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就活

「自己PRがうまく書けない!」

もしかして、いきなりエントリーシートに自己PRを書き始めていませんか?

 

書き出す前の準備が大切です。

準備がしっかりできれば、あとはスラスラ書けるようになります。

 

今回はエントリーシートを書く前に必要な準備についてまとめました。

こんな人に読んでほしい

・自己PRがうまく書けない人

・自己PRの書き方を知りたい人

※注意点 今回は自己分析ができている前提です。

 

自己分析をしていない方は「WEB診断テストで自己分析をおすすめする理由【就活】」「【就活】自己PRが思いつかない・わからない人だけに読んでほしい」も読んでいただきたいです。

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自己PRと自己紹介の違い

下記は自己PRか自己紹介どちらだと思いますか?

①「私の誕生日は12月です」

②「私は誕生日を覚えることが得意です」

③「私はハンバーガーが好きです」

④「私はハンバーガーを100個食べることができます」

 

自己PR→②④

自己紹介→①③

 

自己PRと自己紹介を一言で言うと

自己PRと自己紹介の違い

自己PR=自分がどんな人かアピールすること

自己紹介=自分がどんな人か説明すること

 

自己PRは自分の強みや良さを伝え、他人に自分をアピールする(売る)必要があります。

この違いを理解した上でESで自己PRを書くポイントを説明します。

 

ESを書き出す前の準備

事前準備

・主張内容を決める

・主張内容と求める人材を一致させる

・全体の構成を考える

・「なぜ?」を常に意識する

主張内容を決める

まず、あなたの主張したいことは何ですか?

 

自己PRはあなたをアピール(売る)ためにするものです。

 

主張したいことがなければ、ただの自己紹介になってしまいます。

「自分はどんな人なのか?」を箇条書きで書き出してみましょう。

 

例えば

・歌がうまい

・ものまねができる

・スマホアプリを作れる

・教員免許を持っている

・人前で話すことが得意

・テトリス世界ランキング1位

・SNSのフォロワーが1万人いる


主張内容と求める人材を一致させる

自己PRで主張したいことは企業が求める人材ですか?

 

先ほどの例で言うと

・歌がうまい→歌手

・ものまねができる→エンターテイナー

・スマホアプリを作れる→エンジニア

・教員免許を持っている→教師

・人前で話すことが得意→講演家

・テトリス世界ランキング1位→プロゲーマー

・SNSのフォロワーが1万人いる→インフルエンサー

 

このような職業には適しているかもしれません。

 

つまり「自己PRは企業が求めてる人材を意識しなければ受からない」ということです。

あなたが主張しようとしていることは、志望する企業の求める人材と一致しますか?

 

全体の構成を考える

企業の求める人材と主張内容がある程度一致したら、次に全体の構成を考えます。

 

PREP」を意識して構成を作ることをおすすめします。

PREPとは

Point(結論)

Reason(理由)

Example(具体性)

Point(結論)

自己PRを作る上で「PREP」を意識して作りましょう。

 

簡単な流れとして

「私は◯◯な人です。」Point(結論)

「なぜなら、◯◯だからです。」Reason(理由)

「具体的に説明すると、◯◯ということをやったことにより、◯◯になりました。」Example(具体性)

「このようなことから、私は◯◯な人です。」Point(結論)

このような流れを意識して作っていきます。

 

point

・企業が求める人物像とマッチする内容にする

・起承転結を意識する

・数字を入れる

・短くてもいい

 

「なぜ?」を常に意識する

PREPを意識してある程度構成のイメージができたところで、ついに書き始めます。

 

文章を書くときに意識すべきことは「なぜ、この文章を書いているのか?」です。

 

よくあるのが、主張したい内容に関係ないことを書いているケースです。

文章を書いたら、なぜこの文章が必要なのか?を考えましょう。

 

下記の文章で説明します。

私は0→1を作ることができます。Point(結論)

「0→1の主張」

 

大学1年次にライブイベントサークルを立ち上げました。Reason(理由)

「0→1の経験談」

 

アーティストの事務所にイベント出演の依頼をしたり、SNSを通してメンバー募集もしました。Example(具体性)

「0→1の経験談の具体例」

 

1、2年次はイベントを開催することはできませんでしたが、3年次の学園祭ではアーティスト3組の出演と2,000名を超える集客ができ、初イベントを成功させました。

「0→1の経験談の成功体験」

 

今は初代会長として100名のメンバーと共に活動しています。

「0→1の経験談の成功体験」

 

サークルの立ち上げの経験から私は0→1を作り出すことができる人材です。Point(結論)

「0→1の主張」

この例では常に「0→1」を意識している文章となっています。

 

ESを書く上で重要なポイント


Point

・主張内容がぶれていないか常に確認

・引き算で文章を完成させる

・完璧を求めない

主張内容がぶれていないか常に確認

主張内容がぶれていないかを常に意識しましょう。

 

あれもこれもアピールしたいと思ってしまうと、結果何を伝えたいのかわかりません。

自己PRの主張内容が企業が求める人材かも意識しましょう!

 

引き算で文章を完成させる

文章を完成させるときは引き算を意識しましょう。

 

ESの場合は情報量が多すぎるのはマイナスです。

自己PRが完成したら、そこからさらにわかりやすくするために削れる文章、文字がないか確認しましょう。

 

主張をする上で本当に必要な情報かを自問自答しましょう!

 

完璧を求めない

ESに完璧を求める必要はありません。

 

一言一句同じESなんて存在しません。

内定者100人いたら、100通りの内容の異なるESがあります。

 

ESの内容は人それぞれ異なりますが、構成であったり、企業が求める人材を意識することは共通する点です。

 

内定者のESを見ることも勉強になります。

就活ノート」は内定者のエントリーシートを見ることができます。

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ESで息詰まったら、他の人のESを参考にすることをおすすめします。

まとめ

事前準備

・主張内容を決める

・主張内容と求める人材を一致させる

・全体の構成を考える

・「なぜ?」を常に意識する

Point

・主張内容がぶれていないか常に確認

・引き算で文章を完成させる

・完璧を求めない

ESは書く前の準備がとても重要です。

 

準備の段階でどれだけ内容や構成がイメージできるかで内容の濃さも変わります。

いきなり書き始めるのではなく、しっかりと準備をしてから臨みましょう。

 

また、他者のESを参考にするのはいいことです。

書類選考を通過しているESを参考にしていきましょう!