はいどうも。元人事部のちゅんです。
「毎日同じ時間に起きて、満員電車に乗り、職場に到着し業務をする生活はもう嫌!」
「やりたいことではないが、せっかく入社した会社だしなんとなく続けている」
「転職をしたいけど給与が下がるリスクもあるし、フリーランスや法人化して独立したくてもそんなスキルもない」
こんなこと思っている人はいませんか?
私は入社して3年目くらいから独立したいな思うようになりました。
私自身が独立するために退職をして実感した会社員ならではのメリット・デメリットをまとめてみました。
目次
会社員のメリット

毎月の安定した給与
会社員のメリットはなんと言っても、毎月安定して給与が入ることです。
お金は精神を安定させる力があります。
家賃が払えない・欲しいものが買えないなどのストレスがなくなります。
全然スキルがない人でも企業に入社さえできれば、毎月給与を貰うことができます。
社会保険に加入できる
社会保険とは国民の生活の保障を目的とした公的な保険制度です。
医療保険・年金保険・介護保険・雇用保険・労災保険の5つがあります。
会社員とフリーランスでは加入する保険が一部異なります。
医療保険には2種類あり、会社員は健康保険、フリーランスは国民健康保険に加入することになります。
保険の内容は変わりませんが、保険料の違いがあります。
会社員が加入する健康保険は会社が半分を負担しているため、自身の負担額は半分となります。
金額でいうと収入によって異なりますが、だいたい2~5万円くらいは会社が負担しています。
また、年金の支給額も変わります。
会社員は厚生年金、フリーランスは国民年金に加入します。
国民年金は一定額の負担となります。
厚生年金はその人の収入によって異なるため、国民年金より支払額が高くなることもあります。
しかし、健康保険と同じく会社が半分負担をしてくれるため、実際の自己負担は減り、貰える年金額が増えることになります。
厚生年金と国民年金では約10万円くらい差額があると言われていますが、少子高齢化進んでいるため、将来的には支給額が少なくなることもあるでしょう。
福利厚生がある
会社には福利厚生があります。
健康診断や交通費支給、家賃補助など様々あると思います。
飲み物が無料で飲めたり、スポーツジムのサポートなどユニークなものもあります。
社会的信用がある
社会的信用があるからこそクレジットカードの作成やローンを組むことができます。
収入が安定しているからこそ金融機関もお金を貸してくれます。普通に考えれば当たり前ですよね。
家や車など大きな買い物をするときやいざとなったときにローンが組めないのは辛いですよね。
また、フリーランスや個人事業主に対してよく思わない世間体もあります。
副業解禁などを機に昔より個人で働くことに対して理解が広まってきましたが、まだまだ冷たい目もあります。
税金管理が楽
年末調整や確定申告と聞くだけでもめんどくさそうな手続きだろうなと思ってしまいますよね。
会社員であれば年末調整などを行うことで年金、保険、税金などは源泉徴収で会社が全て処理してくれます。
フリーランスなど個人事業主は確定申告、納税、保険など自分自身で行うこととなります。
会社員のデメリット
やりたくない業務の強要
やりたい業務だけができるわけではなく、雑務や雑用も多い。
会社から言われた仕事をするため、自身がやりたい業務以外もやることになります。
フリーランスだからやりたい業務だけをできるわけでもありません。
請求書や経費精算、年末調整などは個人でやる必要があります。
時間の縛りがある
多くの企業は始業・終業時間が決まっています。
自分がやりたいときに作業ができるフリーランスなどとは大きく異なります。
給与の上限が決まっている
会社員は給与の上がり幅が少ないです。実感していませんか?
昇進・昇格をして部長や役員になれば話は違います。
会社に雇われている以上は大富豪になることは難しいでしょう。
給与を上げたい場合は起業をして独立したり、投資家を目指すことがいいのではないでしょうか。
会社員以外に興味があるけど行動できない

安定した収入が欲しい・精神的に追い込まれることは嫌い・社会的信用は絶対必要だという方は雇われる側がいいでしょう。
どれだけ仕事ができなくても、ミスをしても給与がゼロになることがありません。
安定って素晴らしいですね!
それでも「自分のやりたいことのためなら休めなくても、どれだけ時間をかけてもいい!」
「給与が一定期間ゼロになっても莫大な借金を背負っても大丈夫な精神力がある!」
そんな方は会社員ではなく独立を考えてもいいと思います。
いきなり独立をすることはリスクなので、副業として始めることが最小限のリスクで済ませることができます。
仕事が終わってから、スキルアップに繋がる勉強を1~2時間することから始めてみるのはいかがでしょうか。
新しいことを始めるのはリスクが伴います。
最小限のリスクにするためには、事前準備とタイミングが鍵となります。
準備をするだけで行動に移せない人は成功をつかむことは出来ません。
リスクを受けることを覚悟で行動してみましょう。