【面接全滅!?】業界を一つに絞ったことでやらかした就活の失敗談

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企業研究

はいどうも。元人事部のちゅんです。

就活を始めたときに迷うこと。それは「業界が絞れない」ことだと思います。

周りの友人が業界を絞っていたりすると焦りますよね。

私はブライダル業界に絞って就活をしていました。

ちなみに新卒で入社した会社はブライダル業界ではありません。

今回は当時の自分の失敗談を踏まえてこれから就活を頑張る人にアドバイスができればと思います。

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業界を絞ることが当たり前だと思っていた

「ついに就活かー。まずは業界を絞るかな」

と思って自己分析をしながら、どんな業界が自分に合っているかを研究し始めました。

自己分析の結果

・人に喜んでもらうことが好き

・事務作業が向いていない

・綺麗な人が多い職場がいい

「人から感謝されるの好きだな」

「事務作業よりも誰かと何かをやる方がいい!アルバイトもサービス業界だったし」

「せっかく働くなら綺麗な人が多いほうがいいな」

こんなクソみたいな自己分析でブライダル業界にたどりつきました。

サークルの先輩も何人かブライダル業界に進んでいたので、話も聞けるしいいかなという感じでした。

企業研究から面接全滅まで

「よし!ブライダル業界にしよう!」

 

こうしてブライダル業界に絞って就活を始めました。

今、振り返るとこのときのやり方が間違っていたのかと。

ブライダル業界にするって決めてからは、どんどん業界研究が進む!

「業界トップはこの企業か」

「この企業は暦が浅いな」

「おしゃれな式場あるじゃん」

そして、やる気に満ち溢れている私はノリでゼクシィを買っちゃったよね。

まさかの特大号で付録もたくさん付いてきた。

いろんな企業を調べたら、就活サイトでとにかくエントリーを開始!

全てのブライダル業界をとにかくエントリーしました。

後日、就活を開始して初めての説明会に参加しました。

これが就活か」って思いながら説明会の開始を待っていると周りの会話が聞こえてきた。

 

「ここのインターンシップよかったよねー」

「そうだね!ご飯も美味しかった!」

「私、違う結婚式場でアルバイトしてるんだー」

「次、面接あるんだー」

 

もうね。脇汗が止まらない。朝つけたロールオンの効果を一瞬でかき消すほどの脇汗。

「インターンシップあったの?アルバイトしているの?え?そういう感じ?」

って心の中で焦りを感じていた。

今、思うのはインターンシップもアルバイトもそこまで選考には関係ないってこと。

インターンシップに参加していなくても面接受かりますので安心してください。

 

説明会後にグループディスカッションをやってその日は終了。

手応えはあった。

 

後日、次の選考案内メールが届く。

もうね。超絶嬉しかった。

内定でもないのにね。

 

平行して他の企業の選考もどんどん進んでいきました。

グループディスカッションや集団面接はほぼ通過!

こうなったら、天狗だよね。

就活楽勝!ヌルゲー」って

 

そんなに就活は甘くなかった。

ここから地獄が待っていた。

 

個人面接になると緊張感が増して、うまく話せないこともありました。

面接官の質問もレベルが上がってきているような気もします。

 

個人面接をして数日してメールが届きました。

メールを見た瞬間、体の中が「さっー」ってなった。

始めての不採用。

 

確かに緊張してたしな」って自分自身を励ます。

 

すると、他の企業からも相次いでお祈りメールが届く。

 

ちょ、ちょっ待ってよ」って俺の中のキムタクが出てくる。

 

焦るとか超えて、やる気なくすよね。

みん就を見てみると

面接通過したー!」って投稿が上がっている。

「おめでとう」なんて思えなかった。ただ悔しかったから。

 

そして、ついに選考していた企業が全て不採用になってしまった。

業界を絞っていたから、他の業界の選考を受けていませんでした。

つまり、手持ちゼロの状態

ここから本当の就活が始まった。

全ての面接に不採用!その原因は?

手持ちがゼロになってしまったため、ブライダル業界を諦めて就活を再スタート

まずは面接が受からなかった原因の追究をしました。

面接に受からなかった原因

・面接対策不足

・入社後のイメージができていなかった

面接対策不足

面接の対策が全然できていませんでした。

グループディスカッションや集団面接はどんな感じの人かをチェックしています。

個人面接で熱意がある人か、企業に合うか人をチェックしています。

ブライダル業界に入社したい気持ちは強かったが、「この企業に入りたい!」という気持ちが弱いことがわかりました。

志望動機を見返すと御社に入りたいではなく、ブライダル業界に入りたい気持ちを伝えていました。

ある企業の面接でこんなことを言われました。

なたのやりたいことは、弊社じゃなくてもできますね?」って

就活で一番心に残っている言葉がこれです。

面接中に納得してしまいました。

ブライダル業界に入りたい気持ちはあったが、その企業でどんな経験や成長をしたいかや将来どうなりたいかというキャリアアップまでしっかりと考えていませんでした。

その時に業界研究のやり方を間違っていたことにも気付きました。

私は

「業界トップはこの企業か」

「この企業は暦が浅いな」

「おしゃれな式場あるじゃん」

と結婚式場を選ぶ人みたいな企業研究をしており、業務内容えや入社してからやりたいことの研究を怠っていました。

入社後のイメージができていなかった

やりたいことではなく、憧れで業界を選んでいました。

だから、入社後のやりたいことが明確ではありませんでした。

企業によって、それぞれ強みや売りにしているものがあります。

それを理解していませんでした。

入社してから5年後、10年後のイメージもしていませんでした。

あなたは5年後、10年後どうなっていたいですか?

業界を絞るのをやめる

ブライダル業界が全滅した後に業界を絞ることをやめました。

自己分析をもう一度した結果

成長」を軸に再スタートしました。

個人が早いうちから成長ができて、企業も成長している」ことを軸に探しました。

そしてある企業から内定が出て、入社を決めました。

業界を絞ったことは無駄ではなかった

人事部としての経験があるからもっと効率良く就活する方法や自分に合った企業探しが今ならわかります。

当時の自分にアドバイスしたいことは山ほどあります。

ですが、当時の自分は自分なりに考えながら就活をしていまいた。

これを読んでいるあなたも自分なりに考えながら就活をしているはずです。

それは間違ってはいません。

考えることは大切です。

考えることをやめたら成長は止まります。

選考している企業が全滅したからこそ、絶望から這い上がる力もついたし自己分析を見直す機会がありました。

無駄だとは一切思っていません。

この経験があったから今の自分がいると思っています。

業界を絞ることは悪いとは思わない

業界を絞ることは決して悪いことではありません。

これだけは勘違いしないでください。

優先してほしいことはその企業で何がやりたいかです。

5年後、10年後どんな自分になりたいですか?

それはその企業で叶えることはできますか?

業界や企業のブランドだけで就職先を決めないでほしいです。