はいどうも。元人事部のちゅんです。
就活早く終わらせたいですよね。その気持ちわかります。
精神的にも辛いし、時間もお金もかかる。
就活が終われば最後の学生生活を楽しむことができます。
でも、内定後すぐに承諾したり、就活を終わらせるのはおすすめしていません。
入社後に後悔したくない人は是非参考にしてください。
なんで内定後にすぐ承諾するの?

「なんで内定後にすぐ承諾するの?」
これは新卒の採用担当をやっているときに思ったことです。
電話で内定通知したときに即答で、
「入社します!」
ってすぐに言ってくれる人がいる。
企業や人事部としても嬉しいことですが、個人的には「決めるの早くない?」と思ってしまいます。
「もっと他の企業見ればいいのにな」とか、「本当にやりたいことができるのかな」とか
もっともっとやれることたくさんあると思うのに、就活を早く終わらせたい気持ちが勝ってやめている人もいるはずです。
もちろん中には本当に第一志望で入社後のキャリアアップもイメージできてるっていう人もいるので、一概に即決がよくないという話ではありません。
あくまでも、早く終わらせたい気持ちが強い人のことです。
可能性もあるのにもったいないなと思ってしまいます。
内定後だからできることもある
・内定後にも企業へたくさん質問をするべき
・内定後の方が他社の選考がうまくいくことがある
内定後だからできることもあります。
例えばOBOG訪問
OBOG訪問も内定後にすることはできるはずです。
もちろん企業によってはできない場合もあります。
内定が出てからの方が聞きやすい話もありますよね。
選考中にこの質問したら合否に関わるかもとか思ったことありませんか?
残業時間や昇格や人間関係、給与など選考中に聞きにくいことも内定後なら少しは聞きやすくなります。
人事部も入社してほしいから内定を出しています。
だからこそOBOG訪問したいと伝えれば、いい人を紹介してくれると思います。
また、内定が出たことが自信となり、他社の選考がうまくいくかもしれません。
こんな質問に対してはこう答えるなど面接スキルもアップしているかもしれません。
もっと様々な企業を見ることでやりたいことも見つかるかもしれません。
内定の回答期限は延長できる
内定を承諾する期日は延長できます。
企業によってですが、もう期日だから仕方なく承諾するという選択はしないほうがいいです。
期日を延長したい旨を人事部に伝えましょう。
その際は必ず理由も述べるようにしましょう。
他社の選考があると正直に伝えて問題ありません。
もし、人事部から他社の選考を辞退するように言われたら、その企業は注意しましょう。
「他社から内定が出たら、そっちに行ってしまうだろう」と自信がない企業の場合があります。
そういうことを言ってくる企業は退職するときも揉めるかもしれませんよ。
もしgoogleから内定が出たら?

仲良くなった就活生によくこんな質問をしていました。
「もし、googleから内定が出たらどうしますか?」
この質問をするとほとんどが
「行く!」
「入社する!」
と言います。
「では、4月からよろしくお願いします!1年目はトイレ掃除のみお願いします。」
というと、
「は?嫌だよ!」
「話が違う」
「だったら辞める」
と回答が返ってきたりします。
これは仲良くなった就活生にしか質問しませんでした。
だって、こんな意地悪な質問してくる奴うざくないですか?
仲良くなった就活生と冗談交じりに話す内容です。
ここで伝えたいのは
「入社を決める前にしっかりと業務内容も確認するべき」というものです。
「あなたが選考している企業は入社1年目の時は何をしますか?」
「あなたがやりたいことは何年後に携われるようになりますか?」
「他の企業だったらもう少し早く携われる可能性はないですか?」
「やりたいことができなくても辞めませんか?」
など入社前にあなたのやりたいことやキャリアアップをしっかりとイメージするべきです。
大手企業に入社しても何年かは雑用ばかりかもしれません。
あなたのやりたいことがなかなかできないかもしれません。
「それでも我慢できますか?」
これを確認していないと早期退職につながってしまいます。
どこで働くよりも何ができるかが大切
どこの企業で働くかよりその企業で何ができるかが大切です。
ここでは大手企業、中小企業、ベンチャー企業のどれがいいという話ではありません。
どこの企業で働くことにもメリットはあります。
今の時代大手企業だから安定。というのは終わりました。
これからは個人で稼ぐ力が求められてきます。
個人で稼ぐための力を付けるために、企業をうまく使ってください。
入社してからあなたが成長する企業を選んでください。
そのためには、企業研究をすることはもちろん、内定後も本当にここでいいのかを自問自答してください。
その答えが「YES」になったときに内定の承諾をしましょう。
迷うのであれば、内定承諾を延長してでも就活をやり続けましょう。
あなた自身が満足することができれば、仕事で辛いことがあっても乗り越えられるはずです。