はいどうも。元人事部のちゅんです。
「就活をする中で業界が絞れていないくて焦る!」ってことありますよね。
業界を絞れない人はわざわざ絞らなくてもいいと思います。
業界を絞ることであなたの可能性を狭めているかもしれません。
業界を絞るメリット・デメリットを踏まえて業界を絞るべきかまとめてみました。
目次
業界を絞るべきなのか

無理に業界を絞る必要はない
就活中に業界を絞れなくて焦っている人がよくいます。
結論、無理に絞る必要はないと思います。
自分の中で「これだ!これが私にはぴったりな業界だ!」と見つけている人は業界を絞ってもいいです。
しかし、これを読んでいる多くの人が
「業界絞れないなー」
「自分に合った仕事ってなんだろう」
「いろんな業界ある中でどうやって決めればいいんだよ」
など思っているはずです。
私が就活生のときはブライダル業界に絞って就活をいました。
人の幸せに携わりたい!的な。
「お前は業界が決まっていた側か!おれらとは違うじゃないか!」
と言いたいですよね。
まぁまぁ。落ち着いてください。
受けていたブライダル業界は全て落ちました。
そうなると
「もう受けたい企業がない」
「この業界向いていないのかも」
「また業界を絞らないと」
と落ち込みがいつしか焦りに変わっていました。
「また業界を絞ることから始めよう」と思って、まずは友達にどんな業界を受けているか聞いてみました。
そのときに「あ。そんな業界あったの。どんな業界があるか全然知らないじゃん」と思い、業界研究を始めました。
業界研修をしていると、「この業界でも、あの業界でも自分のやりたいことできる!」と知り業界を絞ることをやめました。
業界を絞ることよりもあなたのやりたいことを探してみましょう。
業界を絞るメリット
業界研究が楽
業界を絞ることで業界研究が楽になります。
複数の業界を選考している人はその数を業界研究をしなければいけません。
業界に合った志望動機や自己PRを考えるためには企業研究が必須なので、業界を絞ることで楽になります。
業界を絞るデメリット
可能性を狭めている
業界を絞ることであなたの可能性を狭めていることもあります。
もしかしたら、あなたに合った仕事は別のところにあるかもしれません。
「私は野球が好きだから野球をやるんだ!と思っていざ始めてみたら全然上達しない。野球をやめてサッカーを始めたらめちゃくちゃ上手かった。」
この話を聞いたら、
「野球を始める前にサッカーもちょっと試しにやっておけばよかったじゃん」と思いませんか?
野球という業界を絞ったことで、サッカーという天職に出会うのが遅くなったという例です。
業界を絞ったせいで、あなたに合う業界と出会えないかもしれません。
業界を絞るなら様々な業界を見た上であなたの得意なことや性格に合う業界にしましょう。
全部不採用になる場合もある
業界を絞って全部不採用になった私が言いますが本当に辛いです。
業界を絞っていたため、他の業界研究や業務内容にあまり興味を持っていませんでした。
全部落ちてから、様々な業界を見ていくうちに興味がある業界や企業もありました。
「よし、エントリーしよう」と思ったときには募集が終了していたり、2次募集待ちだったりしました。
後から「いいな」と思っても遅い場合もあります。
また、全部落ちる=手持ちの選考に進んでいるものゼロということです。
業界を変えて就活を再出発するときに手持ちゼロはかなり辛いです。
業界を絞ることに頑固にならず、柔軟に対応することをおすすめします。
入社後にギャップを感じる
業界が同じでも企業によって業務内容は異なります。
業界で絞って入社を決めてしまうと、あなたのやりたいことができない可能性もあります。
入社してから「こんなことをするためにこの業界選んだわけじゃないのに」って思うことはよくある話です。
あなたのやりたいことができる企業選びをしましょう。
自分にあった業界を楽して見つけたい

自分にあった仕事を見つけるには自己分析をする必要があります。
あとは他者からこういう仕事向いているよ。と進められることです。
自己分析や適性をいち早く終わらせたい場合は就活エージェントに登録することをおすすめします。
就活エージェントは無料でカウンセラーが相談に乗ってくれるサービスです。
大手企業のリクナビやマイナビを始め、キャリアパーク など様々なエージェントがあります。
エージェントを使ったからといってそこから就職先を決める必要は一切ありません。
私だったらエージェントに複数登録して、まずカウンセリングに行って自分に合った業界・業種を見つけます。
エントリーシートや面接対策もしてもらえるので利用するかもしれません。
やりたい仕事や方向性が決まったら、リクナビやマイナビの就活サイトから自分で企業を検索してエントリーします。
就活エージェントを使う目的は就職先を決めることではなく、自分に合った企業探しのために使うと思います。
個人の意見なので参考までに使ってください。
やりたいことができる仕事に就くべき
業界を絞って就活をしない方がいいとは断言しません。
業界を絞った方がやりやすい場合もあります。
業界を絞った方が就活はしやすいですが、入社後のギャップを感じてしまうこともあります。
自分がやりたいと思える仕事ならば、少し辛くても我慢できるはずです。
憧れなどで入社を決めると残業がめちゃくちゃあるとか夜勤があるとか給与が低いなど何かしらで「あれ?」と思うことがあるかもしれません。
仕事選びをするときは、業界や業種よりもあなたがやりたい仕事に就くことを優先するべきです。
「やりたい仕事がないから困っているんだよ」
っていう人は業界を絞った方がいいか考える前に、自己分析をしてやりたい仕事を探しましょう。
新卒だからいろんな企業の話を聞く機会があり入社するチャンスがあります。
まだ、やりたいことが決まっていなくてもかまいません。
やりたいことを見つけるためにも業界研究をしましょう。
業界研究や自己分析をすることで見えてくるものがあるはずです。