【ガクチカ】元人事部が教える「学生時代頑張ったこと」に大切なもの

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ガクチカ

はいどうも。元人事部のちゅんです。

学生時代に頑張ったこと」を考えるの大変ですよね。

とくに自慢できることない」「何も結果を残してない」とか。

 

私が面接官のときは結果よりも過程を大切にしていました。

その理由をまとめてみました。

学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)が思いつかない人は参考にしてみてください。

ガクチカで大切なPoint

・結果よりも過程を大切!

・ストーリー性のあるガクチカを!

・企業が求める人物像に合うガクチカを!

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学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)は結果より過程が大切

面接対策をするときに考えるであろう「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)

 

学生時代に頑張ったことを考えるとき、結果ばかり考えていませんか?

実際に私はそうでした。

「部活の大会で優勝した経験ないな。」

「アピールできる資格を持っているわけでもない」

「学校の行事は楽しかったけど、なにかしたっけな」

こんなことを考えていました。

 

学生時代に頑張ったことを考えるときに何か結果や成果を残したことを考えると思います。

決して間違ってはいません!

 

ですが、結果や成果だけではなくその間にあった過程を大切にしてください。

さらに言えば、その過程をストーリーにしてアピールできるようにするべきです。

なぜ過程が大切なのか

いきなりですが、想像してくだい!想像力ある人は就活もうまくいきますよ!

 

あなたは面接官です。

今、2人の学生と面接をしています。

なんと悲惨なことに1人しか採用できないとのこと。

あなたはどちらかを1人を選ばなくてはいけません。

さて!面接スタート!

面接官
面接官

学生時代に頑張ったことは何ですか?

Aさん
Aさん

部活動です。私は野球部のキャプテンを務めていました。地区大会優勝の経験もあります!

Bさん
Bさん

私も部活動です。私も野球部のキャプテンをやっていましたが大会では一回戦敗退です。

まさかのどちらもキャプテン!Aさんは大会で優勝。一方Bさんは一回戦敗退

さらに聞いてみると

Aさん
Aさん

私はキャプテンとしてチームをまとめ優勝に導きました。大会では点数も入れ、勝利へ導きました!

Bさん
Bさん

部員が3人だったので部員募集から始めました。

上達しない部員が「辞めたい」と言ったときは相談に乗り、一緒に乗り越えました。

最後の大会は一回戦敗退でしたが、部活を辞めたいと言っていた部員がヒットを打ったときは自分のことのように嬉しかったです。

あなたはどちらを採用したいと思いましたか?

 

私ならBさんです。

Aさんは大会で優勝したという素晴らしい結果を残しています。

Bさんは一回戦敗退と結果は残していませんが部員を集める行動力、チームをまとめる主体性、思いやりの精神などエピソードに力がありました。自分のことではなくチームを第一に考えていることが伝わってきます。

 

「いやいや、Aさんもエピソードあったかもよ?」

と思うかもしれませんが、面接中にアピールをしなければ意味がありません。

実際はAさんもBさんも合格にしましたけどね。

 

面接官は結果だけではなく過程も重要視しています。

過程の大切さを理解していただけたら嬉しいです。

企業が求めている人材に合うガクチカを!

今までは過程の大切さの話をしましたが、企業が求めている人材にマッチするかも大切です。

 

企業によって求める人物像が異なります。

営業なら行動力とかコミュケーション能力とか、事務なら事務処理能力とか正確性とか様々あると思います。

 

企業がどんな人材を求めているかは企業研究をすることで理解しましょう。

企業が見るPoint

・主体性

・行動力

・ポテンシャル

・やりきる力

主体性

主体性は社会人になってからも必要なスキルです。

 

自分の意思や判断によって責任を持った行動ができる人を企業は採用したいと思います。

自分から何か行動したことや企画したことはありますか?

行動力

行動力も大切です。

 

社会人になって、自主的に行動できない人は必要ありません。

行動力がない人は成長が遅いとも思います。

あなたは思い立ったときにすぐに行動できる人ですか?

ポテンシャル

ポテンシャルとはあなたの可能性や潜在的に力があるかです。

 

入社してからも活躍できるかはこのポテンシャルにかかってきます。

入社してから活躍できる可能性がない人を採用したいと思いますか?

やりきる力

やりきる力も重要です。

 

どんな逆境でも乗り越えることができるかにもつながります。

障害がない仕事はありません。

途中で逃げして諦める人と一緒に働きたいですか?

アピールできる過程がない人へ

Point

・自分が過去にとってきた行動には、どんな意思や動機があったかを考える!

「過程が大切なことは理解できた!でもそもそもアピールする過程がないんだよ」

ってことありますよね。

 

「結果も成果もない。ましてアピールできる過程すらない。」

そんな人は今まで自分がとってきた行動を思い出してみましょう。

 

なぜその行動をとったのか?

なぜそれがいいと判断したのか?

思い返してみてください!

 

おそらく、あなたの中でにかしらの意図があったからその行動をしたはずです。

行動を起こそうと思ったきっかけが過程になります。

今からできることは?

Point

・今からアピールできることを作ればいい!

「自分がとった行動を思い返したけど、それでも何もない!」

って人は今からでも遅くはありません。

 

アピールできることを作っちゃえばいいんです。

 

例えば、アルバイト先に自分から意見や提案をしてみるとか

もちろんただ意見や提案をするのではなく、なぜその意見や提案をするのかを考えましょう。

もっとこうしたほうがお客様が満足する従業が働きやすくなるとかその行動に至った過程が大切です。

 

部活やサークルでも同じです。

より良い環境にするためには?」を常に意識してみましょう。

 

または、あなたが幹事になって飲み会を開いてみるとかもいいでしょう。

数人ではなく、30人くらい集まる大人数の飲み会を開きましょう。

飲み会に参加する人が大満足するにはどんな企画や準備をしますか?

 

「就活頑張ろうの会」って言えば集まりそうじゃないですか?

「いや、そんな友達のつながりない」

「めんどくさい」

「どーせできない」

って思いましたよね?

 

やってもないのに決めつける人生を送ってきたから、今困っているんですよ。

 

友達にこんな飲み会面白そうじゃない?と提案するだけでも大きな一歩です。

まとめ

ガクチカで大切なPoint

・結果よりも過程を大切!

・ストーリー性のあるガクチカを!

・企業が求める人物像に合うガクチカを!

面接官をやって思ったことは、就活生は結果ばかりアピールする人が多いことです。

 

その結果に至るまでにあなたはどんな意思でどんな行動をしたのかを知りたいのです。

 

企業が見ているポイントをしっかりと抑えて、ガクチカを考えてみましょう。

なぜその行動を起こしたのか振り返ってみましょう!

 

「結果より過程が大切って言うけど、成功した結果や成果はいらないの?」

と思う人もいると思います。

 

結果が必要ない」とは言っていません。

結果より過程が大切」ということです。

 

ものすごい結果を残している人は自分の意思や動機がしっかりしているから自然としっかりした過程があります。

 

主体性も行動力もポテンシャルも高くやりきる力があるから結果がついてきています。

過程を大切にすることでいつか結果を残すことができます。