はいどうも。ちゅんです。
書類選考や面接がうまくいかず、転職できないのは企業の成長サイクルが原因かもしれません。
企業の成長サイクルによって求める人材は異なるため、優秀な方でも不採用になる場合もあります。
今回は企業が求める人材を成長サイクル毎に分けてまとめてみました。
目次
成長サイクルとは?

物事は新しく生まれ、成長し、成熟し、衰退していくサイクルがあります。
人間の成長過程にも当てはまりますよね?
企業が成長を遂げていく過程にも当てはまります。
このサイクルを理解していないと、あなたがどれだけ優秀だとしても企業に必要とされず、面接に落ちてしまう場合があります。
「創業期」「成長期」「安定期」「衰退期」の各成長サイクルに必要な人材を紹介していきます。
成長サイクル別の求める人材

・創業期:社長をリスペクトしている優秀な人材(例)給与なんていりません!この仕事と社長が好き!
・成長期:優秀な専門知識をマルチに持つ人材(例)人事のことなら任せろ!
・安定期:ある程度の専門知識を持った人材(例)採用のことなら任せろ!
・衰退期:会社の立て直しができる人材(例)今までの経験を活かして、組織を再編します!
創業期
「ブラック企業」でもいい!という人ではないと厳しいかもしれません。
なぜなら、事業を波に乗せるために、「毎日残業」「休みなし」「給与なし」になるかもしれないからです。
創業期は会社が設立したばかりのため、何もかもが不安定です。
その仕事が好き!社長の考え方についていける人ではないとやっていけません。
また、社長をリスペクトしているだけでは、その企業にとっての必要な人材にはなりません。
事業開発や企画、マーケティング力やプログラミング技術など、会社を大きくする力がある人が必要となります。
もし、企業が安定したら創業メンバーとして若いうちから役員になれるかもしれません。
成長期
成長期は組織の基盤が安定し成長を図る時期です。
少ない雇用人数でも会社が回るように法律や人事・経理・総務など専門知識をマルチに持つ人材を求めます。
例えば、採用だけ、給与だけと知識が特化した人ではなく、人事関連全般さらには経理・総務関連の知識もある人が採用されます。
あなたにしかできない仕事が多くなります。
人に頼られることが好きな人には合うかもしれません。
安定期
会社の収益などが安定する時期です。
転職サイトに求人掲載している企業はこの安定期が多いです。
「未経験者歓迎」とある企業は安定期でしょう。
採用してから教育する環境が整っているので、これから新しい業界に挑戦したい人は安定期の企業がいいかもしれません。
また、事業の拡大や新規部署の立ち上げを行う時期でもあります。
例えば、採用を強化するために新卒採用を始める企業があるとします。
この場合は新卒採用専任者の採用になるので、人事全般の専門知識がなくても採用経験がある人であれば採用される可能性があります。
このように一部の専門知識でも採用される可能性は高いです。
衰退期
主力事業の業績が伸び悩み、撤退や事業売却する可能性もあり、事業や組織を再編成する時期になります。
会社の立て直しができる人材が必要なため、専門知識に加え、経験や実績がなければ採用は難しいです。
その代わり、立て直しが成功につながれば、高い評価につながり、ポジションや給与も大幅に還元されるでしょう。
成長サイクルに合うかを見極める方法

企業研究する
公式ホームページや転職サイトなどに基本情報は載っています。
創業、売上高、利益、従業員数、事業内容など確認しましょう。
事業を撤退している場合は衰退期の場合があるので、最善の注意をしましょう。
働いている人に会う
ネットの情報は偽りがあったり、マイナスになる情報が記載されていない場合もあります。
その場合が実際に働いている人に会うのがいいです。
採用担当者に依頼すれば、社員と話す機会を設けてくれるでしょう。
選考中に聞きづらいこともあるので、内定が出てから詳しい話を聞くのもありです。
成長サイクルだけが不採用の理由ではない

成長サイクルに合わないため不採用になっているかもしれません。
しかし、成長サイクルに合っていたとしても不採用になることもあります。
スペック不足
企業として求めているスキルに足りていないということです。
このスペック不足が原因で不採用になることが一番多いです。
面接での伝え方・アピール方法に問題がある場合もあります。
企業にとって「即戦力になる、将来性がある、自分が必要だというアピールができていたか」を考え直してみましょう。
オーバースペック過ぎる
あなたのスキルが企業にとってオーバスペックだったかもしれません。
オーバスペックの場合は役職のバランスや希望年収が高過ぎるなどの問題が発生します。
あなたのそのスキルを最大限に活かせる企業は他にあります。
自信を持って転職活動をしましょう!
非合理的理由
採用基準は企業によって異なります。
なので、経営者が一緒に働きたくないと思えば不採用です。
学歴や職歴、年齢などで判断することだってあります。
採用の権限を持っている限り、仕方ないことでもあります。
この企業のやり方とは合わなかったんだなと気持ちを切り替えることが大切です。
まとめ 転職はタイミングが大切

書類選考や面接が受からない理由は成長サイクルが原因かもしれないことについてまとめました。
企業がどの成長サイクルが理解することで、面接でのアピール方法も変わってきます。
また、成長サイクルを知ることで、あなたにとって合わない企業だということが事前に発見できるかもしれません。
転職はタイミングが大事です。
同じ企業でもタイミングが違うだけで採用になることもあれば、不採用になることもあります。
不採用になったのはタイミングが合わなかったと考え、次に進みましょう!