働くための企業研究とは?入社後に後悔しないための方法【就活】

スポンサーリンク
企業研究

就活で企業研究しますよね?

 

企業研究は内定のための企業研究働くための企業研究の2つに分けることができます。

内定のための企業研究だけをしている人は入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔することがあります。

 

今回は働くための企業研究についてまとめてみました。

スポンサーリンク

なぜ働くための企業研究が必要なのか?

引用元:エンジャパン「退職理由」について

退職理由で最も多いのが「給与が低かった」です。

 

他にも「やりがい」「企業の将来性」「残業」などもあります。

人間関係など入社してからではないとわからないこともありますが、先ほど挙げた退職理由はある程度事前に情報を得ることができたのではないでしょうか?

 

この理由で退職する人はブランド名や業界を絞り過ぎたり、とりあえずで入社してしまった人たちが多いのではないでしょうか?

 

退職・転職することは全く悪いことではありません。

しかし、企業研究をろくにしないで入社を判断してしまったことは悪いことだと思います。

早期退職は次の転職にも影響するので、働くための企業研究はしっかりとしましょう。

 

次に働くための企業研究の方法についてまとめてみました。

業績・成長性

業績・成長性

・売上高・経常利益とその伸び率

・新規事業・事業拡大の予定

 

売上高・経常利益とその伸び率

経常利益とは、企業が通常行なっている業務の中で得た利益のこと

引用元;クラウドシエン

 

売上高・経常利益はしっかりとみておきましょう。

直近のものだけではなく、過去10年分も調べましょう。

 

業績がどんどん悪くなっている企業に入社してしまったら、残業代が払われなかったり、減給があったり、最悪の場合リストラになる可能性もあります。

 

企業の売上だけでなく、その業界全体がとのような推移をしているかもチェックしましょう。

新規事業・事業拡大の予定

今後の事業については調べる必要があります。

企業の業績が良いから事業の拡大があります。

 

逆に店舗や支店が潰れる予定がある場合は注意しましょう。

 

社風

社風

・平均年齢

・職場の雰囲気

・育成制度

・平均勤続年数

 

平均年齢

平均年齢を調べることで、あなたのキャリアが見えてきます。

例えば平均年齢50歳の場合はその年齢になるまであなたが上に立つことがないかもしれません。

 

または若い年代の人が働けない何か理由があるかもしれません。

平均年齢が若いほうが、あなたの考え方を柔軟に取り入れてくれる可能性もあり、早くから役職につく可能性もあります。

 

職場の雰囲気

職場の雰囲気は気になりますよね?

 

これに関しては実際に職場を見学することが一番良い方法です。

社員の人に聞く方法もありますが、「職場の雰囲気は悪いですよ」って言わないですよね。

 

また、職場の雰囲気は人によって感じ方が違います。

なので、実際に足を運ぶことをおすすめします。

 

教育制度

教育制度も調べておきましょう。

現場研修がメインなのか?新人研修があるのか?2年目以降も研修があるのか?

 

大手企業は研修制度が整っている傾向があります。

中小企業やベンチャー企業になると現場研修メインの場合が多いです。

 

仕事を覚えることに関してはあなた次第でもあります。

わからないことを自ら学ぶ癖を今からつけましょう。

 

「わからないです。」「知らないです。」「聞いてないです。」言い訳でしかありません。

 

平均勤続年数

平均勤続年数も調べましょう。

 

採用担当者に聞けばわかるはずです。

理由はブラック企業か確認するためです。

 

勤続年数が短いということは働いている期間が短いということです。

何かしらの理由があり早期退職をしているはずです。

 

残業が多い、休日出勤が多い、人間関係が悪いなどの理由も考えられます。

しっかりと確認しておきましょう。

勤務条件

給与

給与は誰しもが気にする部分です。

総支給額手取り額が違うことは頭に入れておきましょう。

 

手取り額は総支給額から税金や年金、保険料などが引かれ、実際に手元に来る(振り込まれる)お金のことです。

税金など天引きされるものは給与額によって異なりますが新入社員でも何万円と引かれるはずです。

 

会社説明会やサイトに載っている金額は総支給額なので、その金額から3万円以上は引かれることを覚悟しておきましょう。

これを知らないと入社後に給与が低いとか言い出しますので。

 

また、平均年収は気にしないほうがいいです。

いつまで働くかもわかならない会社の全体の平均年収を知って何になるんですか?

 

上層部の人たちが多くもらっているだけかもしれません。

会社全体の平均年収ではなく、1年目の年収を知るほうがいいと思います。

 

勤務地

転勤がある場合の話ですが、勤務地については確認しておきましょう。

 

勤務先や転勤の頻度や転勤する場合の引っ越し代・家賃(社宅)の支給額なども調べておきましょう。

入社してから知りませんでした。とは言えないので確認できることはしておきましょう。

 

残業

残業時間残業代は全て支給されるのか確認しましょう。

 

固定(みなし)残業代という制度を導入している企業もあります。

どのような残業制度なのか入社前に調べておきましょう。

 

管理職になったら、残業代は発生しません。

残業代ありきで生活をすることを考えることはやめましょう。

固定残業代とは、あらかじめ一定の時間外労働や深夜労働等を想定し、その労働に対する割増賃金を、毎月固定の額で支払うものです。「定額残業代」「みなし残業代」とも呼ばれます。


引用元;BizHint

 

休日

年間休日数休日出勤があるか調べましょう。

 

年間休日が少ない企業を選んだからには、休日数が少ないと文句を言うのはやめましょう。

休日出勤しても残業代が支給されない企業もあるので、要チェックしましょう。

 

福利厚生

家賃補助、資格補助、社員割引など、福利厚生はその企業によって異なります。

事務所に無料の飲み物や食べ物があったり、トレーニングジムの割引券があったりとユニークな福利厚生もあります。

 

企業によって異なることを頭に入れましょう。

その企業の福利厚生が充実しているか知るためにも、他社の福利厚生も調べ、しっかりと比較しましょう。

 

まとめ 目的を間違えると入社後に後悔する

今回は働くための企業研究についてまとめてみました。

 

入社後にギャップを感じて早期退職をしないためにも、働くための企業研究はしていただきたいです。

ネットの情報だけを鵜呑みにするのではなく、実際に働いている人に話を聞きに行くことも大切です。

 

「これって給与いいほうなの?」

「福利厚生しっかりしているの?」

「研修でこんな感じなの?」など他社と比較しなければわからないこともあります。

 

いろんな業界や企業と比較してみましょう。

これは働くための企業研究です。

 

面接の時に、「残業が少ないので」「福利厚生がしっかりしているので」と言うのはあまりおすすめできません。

面接では「なんでその企業で働きたいのか」「なぜ他社ではなくその企業を選んだのか」などアピールしましょう。

 

そのためには内定を取るための企業研究も必ずしましょう!