はいどうも。ちゅんです。
「これから伸びる業界」や「衰退する業界」、「AIに奪われる仕事」などよく耳にしますよね?
伸びる業界に入社できても、そこで必要とされなければ仕事を失うことになります。
今回はこれからの時代に生き残るため・仕事を失わないために必要なスキル【情報編集力】についてまとめてみました。
今回は藤原和博さんの「10年後、君に仕事はあるのか?」内にある「情報編集力」という言葉を参考にさせていただきました。
この記事は本の内容紹介ではありませんので、気になる方は是非読んでみてください!
目次
情報編集力と情報処理力の違い

情報編集力とは?
情報編集力を一言で表すと「社会で生きていくために必要な力」のことです。
具体的に言うと「正解がない問題・正解が1つではない問題を解決する力」です。
文部科学省では「思考力・判断力・表現力」
経済産業省では「社会人基礎力」
経済界では「問題解決能力」と表現しています。
この「情報編集力」と対になる言葉のは「情報処理力」です。
情報処理力とは?
情報処理力とは「より早く正確に処理できる力」のことです。
例えば、「1+1=?」「『がっこう』を漢字で書け」など正解がある問題を解くときに必要なスキルです。
要するに知識・技能のことです。
この情報処理力は学校などの教育で学ぶこと(インプットする)ができます。
一方の情報編集力は学校の授業で学べないものが多いです。
なぜなら正解がないものだからです。
なぜ情報編集力が重要なのか?

仕事を失わないためには情報編集力が必要です。
なぜなら、情報編集力の高い人がこれからの時代生き残るからです。
仕事は全体の7割が「情報処理力」を要する仕事、3割が「情報編集力」を要する仕事に分かれます。
事務処理、書類作成、レジ打ち、荷物梱包、
発送準備、掃除、経費計算、メール作成、電話対応など
新しい商品の企画、改善策・対策を考案・マネジメント
なんとなく当てはまっていませんか?
もし、あなたの仕事の割合が情報編集力が多ければ、仕事を失わない人です。
一方、情報処理力の仕事ばかりをやっている人は仕事を失う人です。
理由は情報処理力の仕事はAIに変わるからです。
AIが仕事を奪うと言われていますが、正解がない仕事に関してはまだ人間が考える必要があります。
いずれ、情報編集力もAIに変わるかもしれませんが、順番としては情報処理力(正解がある仕事)の仕事が先に無くなります。
仕事を失わないためには情報編集力が必要ということが理解できたと思います。
情報編集力が高い人はどのようなスキルを持っているのでしょうか?
情報編集力の高い人が持つスキル

・コミュニケーション能力
・プレゼンテーション能力
・ロジカルシンキング
・シミュレーション
・ロールプレイ
この5つのスキルが高い人は情報編集力も高く、仕事を失わない人です。
これからの時代を生き残るため・仕事を失わないためにはこのスキルを身につける必要があります。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は自分の意見や考えを相手に明確に伝える力のことです。
ただ、人と仲良くなれるだけのコミュニケーション能力はビジネスには使えません。
ビジネスで必要なのは「聴く力」「伝える力」「理解する力」これらの能力が高い必要があります。
どれかが欠けていてもダメです。3つ全てを鍛え上げましょう。
プレゼンテーション能力
プレゼンテーション能力は自分の考えを相手にわかりやすく伝える能力です。
聞き手が理解・納得するように伝えることが必要です。
相手の立場になり何を求めているのか考えることができなければいけません。
ロジカルシンキング
ロジカルシンキングは問題を要素に分けて整理し、論理的に仮説を立て結論を導き出せることです。
ロジカルシンキングに物事を考えられる人は問題解決能力や情報処理能力が高い人ためこれから必要とされる人です。
シミュレーション
シミュレーションはアタマの中でモデルを描き、試行錯誤しながら類比することです。
日頃からシミュレーションすることはあると思います。
これどうなのかな?と自分の中で考え、過去のデータや予測から推測することありますよね?
自分の中で何度もシミュレーションができる人になりましょう。
ロールプレイ
ロールプレイは現実に起きる場面を想定して擬似体験をすることです。
実際に起きるかもしれないことを想定する能力も必要です。
アウトプット=情報編集力

アウトプット=情報編集力
インプット=情報処理力
ここで言うアウトプットとは、自分の知識を相手に伝えることです。
「アウトプット力が大切」ということは聞いたことあるかもしれません。
なぜならアウトプット=情報編集力だからです。
アウトプットするためには先ほど紹介した5つのスキルが必要となります。
論理的に物事を考えたり、相手にわかりやすく伝えることもアウトプットする際には大切です。
しかし、インプットすればアウトプットできるとは限りません。
例えば、「10年後、君に仕事はあるか?」という本を読んだからといって、全ての良さを伝える(アウトプットする)ことは難しいですよね?
しかし、「10年後、君に仕事はあるか?」という本を読ま(インプットし)なければ、紹介(アウトプット)することはできません。
インプットするこも重要ですが、アウトプット力を磨く方が大切です。
この記事を読んで理解できなかったり、つまらないなと思うことは、読み手の読解力や理解力の問題ではなく、私のアウトプット力が低いことになります。
私自身、アウトプット力をこれかも磨いていきます!
情報編集力が高い人が生き残る時代

情報編集力が高い人が生き残る時代がきます。
そのためにも紹介した5つスキルを身につける必要があります。
このスキルは頭で考えたり、学習することだけでは身につきません。
実際に考え、行動・実行することで身につくものです。
失敗という経験がスキルを身につける近道になることもあります。
考えることや勉強することをやめたら人は成長しなくなります。
情報処理力を高めるのではなく、情報編集力を高めることを意識しましょう。
スキルアップのために英語を勉強しようと思う人がいます。
英語を学ぶことは情報処理力です。
英語を学ぶことは意味があるのか?ないのか?と考えることは情報編集力です。
英語を勉強することは無駄だとは思いません。
しかし、近い将来には翻訳機がもっと身近なものとなり、英単語を知らなくても会話ができるようになるでしょう。
年々翻訳機の制度上がっていますもんね?
あなたはどう考えますか?
考えることで情報編集力が向上しますよ!
まとめ

情報編集力=社会で生きていくために必要な力(正解がない仕事)
新しい商品の企画、改善策・対策を考案・否決の判断
情報処理力=より早く正確に処理できる力(正解がある仕事)
事務処理、書類作成、レジ打ち、荷物梱包、発送準備、掃除、経費計算、メール作成、電話対応
・コミュニケーション能力
・プレゼンテーション能力
・ロジカルシンキング
・シミュレーション
・ロールプレイ
※アウトプットするときにも必要なスキル
これからの時代を生き残るため・仕事を失わないために必要なスキルについてまとめてみました。
AIがあなたの情報処理力の仕事をやってくれれば、情報編集力に時間をかけることができ、より考えを深め、より納得できる選択をすることができます。
仕事を失わないために何をするべきかが見えたと思います。
「これをやればいい」というものはありません。
なぜなら、情報編集力は正解がないものだからです。
あなた自身が考え、行動することで身につくものです。
これからの時代を生き残るためにも参考にしていただきたいです。
最後に今回は藤原和博さんの10年後、君に仕事はあるのか?の一部を参考にしております。
内容のほんの一部しか参考にしていないので、この本の良さはこの記事だけではわかりません。
また、私なりの解釈で表現をしております。
「ジクソーパズル型学力とレゴ型学力」や「キャリアの掛け算で100万分の1の存在に」などすごくためになります。
本の内容が気になる方は是非読んでみてください。